本組合について

巴工業労働組合の自己紹介

巴工業労働組合は、1975年4月13日に、労働条件や労働環境の改善を会社に求めるため、当時の若手社員を中心に結成されました。
結成当初のメンバーたちは、手探り状態での組織運営と会社との交渉に奮闘しながら、着実に成果を勝ち取って現在の労働組合の基礎を築きました。
現在の我々も当時のメンバーたちの理念を受け継ぎ、また時代によって変わり続けるさまざまなテーマにも目を配りながら、労働環境の整備・改善、労働条件の維持・向上といった、"労働組合だからこそできること"を行っています。

そもそも、「労働組合」とは?

労働組合とは、労働者が労働条件の維持・向上や豊かでゆとりある生活の実現を目指し、団結することで生まれた、従業員代表組織です。
労働組合を結成することではじめて、賃金交渉や労働時間、職場環境の改善などといったテーマについて、会社と対等な立場で交渉ができるようになります。
「労働組合法第2条」では、「『労働組合』とは、労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体又はその連合体をいう」と定義されています。

労働組合は、"声" のまとめ役

「会社で働く」ということは、「『組織の一員』として働く」ということでもあります。
小さな課題は組織の一員=個人単位で解決できるかもしれませんが、賃金交渉や労働環境などといった大きな課題は、たった一人では解決できません。
そんなとき、労働組合は皆さん一人ひとりの意見のまとめ役となり、まとまった意見を持って会社と対等な立場で話し合い、課題の解決を目指していきます。

組合費の使いみち

労働組合の財源は、皆さんからいただいている組合費で賄われています。
その使いみちとして、執行部の日々の活動費や役員の人件費、そして文化厚生のための費用などが挙げられます。
詳細は毎年、決算報告書を配布し、ご報告しています。

労働組合の主要なイベント

  • 中央大会 全組合員が参加する、年間の活動計画や予算を決める労働組合の議決機関です。
  • 労使懇談会(労懇) 会社と労働組合が、その時々の会社業績や従業員の問題について話し合う場です。
  • 団体交渉(団交) 会社と組合が、労働時間、労働環境、賃金などの労働条件について交渉する場です。
  • 文化厚生(文厚) 組合員同士の交流を目的に開催されるレクリエーションです。